📚 ナレッジベース
数字・KPI・事業計画
最終更新 2026年08月13日 / 21_ナレッジベース/経営/数字・KPI・事業計画.md
数字・KPI・事業計画
利益率 × 回転率で本当の収益力を測る。網の目を細かくしてから投資せよ。
30秒で全体像
| 観点 | 一言 |
|---|---|
| 核心 | 経営の3柱(人・金・集客)× 利益率×回転率 × ボトルネック解消 |
| キーワード | ハリネズミ3円 / ANDの才能 / 利益率×回転率 / 5つの力 / 網の目 |
| 使う人 | 経営者 / CFO / 事業責任者 |
| 読了目安 | 10-12分 |
経営の3つの柱:人・金・集客
graph TB
A[人] --> CORE[ボトルネック解消]
B[金] --> CORE
C[集客<br/>マーケ] --> CORE
CORE --> Out[成長]
style CORE fill:#fce4ec
どこにリソースを突っ込むかが社長の最重要判断
ボトルネック(瓶の首の細い部分)を見つけて広げていく作業の繰り返しが経営そのもの。
| 柱 | 課題 |
|---|---|
| 人 | 「辞める」問題解決 → 採用 → 教育 |
| 金 | 1人あたり予算・生産性チェック → 調達額増加 |
| 集客 | CVR・LTV向上 → 広告投下 |
① ハリネズミの考え方:3つの円
3つの円が重なる部分に集中する
graph TB
A[① 自社が世界一になれる部分]
B[② 経済的原動力になれるもの]
C[③ 情熱を持って取り組めるもの]
A & B & C --> CORE[集中すべき領域]
style CORE fill:#fce4ec
② ビジョナリーカンパニー 経営5原則
| # | 原則 | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | まず人を選ぶ | 適切な人材こそが最も重要な資産 |
| 2 | 規律の文化 | 規律と起業家精神を組み合わせれば、偉大な業績を生む |
| 3 | 厳しい現実を直視 | 最後には必ず勝てるという確信を持ちつつ、厳しい現実を直視する |
| 4 | ANDの才能 | 「AとB」の両方を実現する方法を考える |
| 5 | ハリネズミの考え方 | 3つの円が重なる部分に集中する |
③ バランスの哲学
| バランス | 内容 |
|---|---|
| 「攻め」と「守り」 | ビジネスでは攻め、投資では守りを意識する |
| 売上は下がるのはあっという間 | 上がった時は下がった時の気持ちを思い出し、油断せず危機感を |
| 「才」と「徳」 | 才が徳より上回る「小人」タイプには気をつける |
| 常に周りの人の成功を手伝う | 100の種をまけば、何年か後にたった1つが大きく育って返ってくる |
④ 人生を豊かにする5つの力(リベ大)
graph TB
POWER[5つの力]
POWER --> P1[① 貯める力]
POWER --> P2[② 稼ぐ力]
POWER --> P3[③ 増やす力]
POWER --> P4[④ 守る力]
POWER --> P5[⑤ 使う力]
style POWER fill:#fce4ec
| 力 | 定義 |
|---|---|
| 貯める力 | 「生活の満足度を下げずに支出を減らす力」 |
| 稼ぐ力 | 本業+副業で収入を増やす力 |
| 増やす力 | 投資で資産を増やす力 |
| 守る力 | 詐欺・税金・浪費から守る力 |
| 使う力 | 価値ある使い方をする力 |
経済的自由 = 「生活費 < 資産所得」という状態
利益率 × 回転率の本質
粗利率だけでは不十分
利益率 × 回転率 で初めて本当の収益力が見える。
比較例
| 例 | 投資 | 回収 | 利益率 | 回転率 | 年間利益 |
|---|---|---|---|---|---|
| パターンA | 1000万 | 50万 | 5% | 1回 | 50万 |
| パターンB | 100万 | 10万 | 10% | 10回 | 100万 |
B が圧倒的に強い。銀行から1%で借りて5〜10%で回す → 差分が利益
バディカ事例
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 粗利率目標 | 15%(車業界基本10%) |
| 資金回転率 | 12回転 |
| 売上 | 135億円 |
押さえるべき経営指標
| 指標 | 説明 |
|---|---|
| LTV(顧客生涯価値) | 1顧客が生涯にわたって生み出す売上 |
| CVR(コンバージョン率) | 各ファネル段階の通過率 |
| ROE(自己資本利益率) | 株主資本に対する利益率 |
| 総資産回転率 | 資産がどれだけ売上を生むか |
業界ごとに適正な回転率が決まっている
ファイナンス思考で 上場審査やレバレッジ にも効く。
網の目を細かくする戦略
投資や広告の前に「穴を塞ぐ」
ザルにお金を入れても漏れるだけ。
graph TB
S1[① 穴を塞ぐ] --> S2
S2[② 投資する] --> S3
S3[③ スケールする]
S1a[離職防止<br/>LTV向上<br/>CVR改善] -.-> S1
S2a[採用・広告・<br/>調達] -.-> S2
style S1 fill:#fff3e0
style S3 fill:#c8e6c9
| 領域 | 順番 |
|---|---|
| 人 | 「辞める」問題解決 → 採用 → 教育 |
| マーケ | CVR・LTV向上 → 広告投下 |
| お金 | 1人あたり予算・生産性チェック → 調達額増加 |
経営数字を頭に入れる
経営数字は常に頭に入れておく
お金は会社の血液。
毎日数字の動きを注視していると、事業に何が起こっているか 直感的に読み取れる ようになる。
無借金経営は理想ではない
好調な時こそ積極的に融資を受ける
良質な借金経営こそ中小企業が目指すべき姿。
お金のメリハリ
勝算があると思った事には思い切ってまとめて使う
お金は ホームランを打つために使う。
目先ではなく将来を見据えた投資
良い会社は「従業員の成長」のためにお金を使っている
今日からやるアクション
- [ ] 3つの円(ハリネズミ)で 集中領域を特定
- [ ] 利益率と回転率を 両方追う 指標体系に
- [ ] 網の目チェック → 穴を塞いでから投資
- [ ] LTV・CVR・ROE・総資産回転率を 月次でモニタ
- [ ] 5つの力 で個人&会社の財務基盤を強化
- [ ] お金のメリハリを 意思決定の軸 に
📕 経営中毒 より(2026-08-13)
- ③ 社長の悩みは常にカネ。今でなく少し先(6ヶ月先)を見てカネをマネジメントする
- ④ 給料日・支払い日は本来最も感謝すべき瞬間(辛いと思いがちだが、感謝を伝えるタイミングにする)
→ 詳細
関連ノート
- 事業戦略・ビジネスモデル — 事業設計
- 経営者の思考・判断 — 意思決定
- スタートアップ経営 — フェーズ別
- 資産形成 — 個人の資産形成
- SCALE事業計画
- 経営 _README