営業支援事業部 戦略選択肢
「カクトクのような立ち位置になる構想」も含めた3つの選択肢を整理。
このノートで意思決定し、配下プロダクトの方向性を確定する。
30秒で全体像
| 観点 |
一言 |
| 核心 |
営業支援事業部の戦略ポジショニング3案を比較し意思決定 |
| キーワード |
特化型 / マッチング型 / ハイブリッド / カクトク対抗 |
| 読む人 |
大串・経営層 |
| 読了目安 |
7-10分 |
前提:なぜ今この議論か
- SCALE CRM が主軸として稼働中。第4期 年商1億達成見込み
- SCALE Sales Salon・クロージング代行・採用代行 等の 隣接事業案 が複数立ち上がりつつある
- 営業支援領域では カクトクが先行(19,401人・5,000社・累計¥581M報酬流通)
- SCALE が 「営業支援を商品化する総合企業」 を目指すなら、カクトクと棲み分け or 競合する設計が必須
- 早期に方向を決めないと、各事業がバラバラに動いてリソース分散する
選択肢A:特化型(現状路線維持・深化)
コンセプト
「カクトクは固定報酬。SCALEは成果出ねば0円。」
戦略
- SCALE CRM を磨き続ける(主軸唯一)
- 完全成果報酬の質・量で業界トップになる
- 周辺事業(Sales Salon等)は補助役
商品構成
[主軸] SCALE CRM(成果報酬の営業代行)
[補助] SCALE Sales Salon(採用導線)
[補助] SCALE Coach 等のプロダクト
メリット
| 観点 |
内容 |
| 集中力 |
リソース分散せず深く強くなれる |
| 差別化 |
「成果報酬」一点で覚えやすい |
| 利益率 |
自社実行で利益確保 |
| リスク低 |
既存路線の延長で確実 |
デメリット
| 観点 |
内容 |
| 規模限界 |
自社実行は労働集約・人増やし続けるしかない |
| 大企業弱い |
大企業案件はカクトクへ流れがち |
| 第9期72億は遠い |
主軸1本では到達困難 |
| 隣接事業育たない |
クロージング代行・採用代行が立ち上がらない |
規模感
選択肢B:カクトク型(マッチング・プラットフォーム化)
コンセプト
「成果報酬版カクトクを作る。」
戦略
- SCALE CRM を「マッチング・プラットフォーム」に転換
- 大量のフリーランス営業職を集める(5,000〜10,000人プール狙い)
- 自社実行は最小限・マッチング手数料が主収益
商品構成
[主軸] SCALE Match(マッチング・プラットフォーム)
[副軸] SCALE Sales Salon(人材プール)
[最小] 自社実行はパイロット案件のみ
メリット
| 観点 |
内容 |
| スケール性 |
プラットフォームで爆発的拡大可能 |
| 利益率 |
手数料モデルは限界利益高い |
| 規模 |
5年で1万人プール狙える |
| 評価 |
プラットフォーム企業として高評価(M&A・IPO) |
デメリット
| 観点 |
内容 |
| カクトク後追い |
ネットワーク効果で先行者有利 |
| 投資必要 |
プラットフォーム開発に数億単位の投資 |
| ブランド転換 |
「成果報酬」の強みを薄める可能性 |
| 既存パートナー反発 |
自社受注の安定性が下がる懸念 |
| クオリティ管理難 |
19,401人の品質を担保するのは困難 |
規模感
- 第9期 年商 50億〜100億 大化け or ¥10億で停滞 の二極
選択肢C:ハイブリッド(推奨)
コンセプト
「中核は自社実行(成果報酬)、周辺はマッチング+認定で経済圏化。」
戦略
- 中核:SCALE CRM(自社実行・成果報酬)= 利益軸
- 拡大:SCALE Sales Salon = コミュニティ・流入装置
- 周辺:クロージング代行 / 採用代行 / 教育 = アップセル
- ブランド:SCALE認定制度 = 業界資格化
- マッチング:Sales Salon 内で限定マッチング機能(カクトクとは別レイヤー)
商品構成
[中核 利益軸] SCALE CRM
[流入装置] SCALE Sales Salon / SCALE AI Salon
[アップセル] SCALE Close(クロージング代行)
[アップセル] SCALE Recruit(営業特化採用)
[アップセル] SCALE Coach(教育・ロープレ)
[ブランド] SCALE 認定制度(D-Sランク公開化)
[周辺] SCALE Form / Call / CRM ツール
[マッチング] Sales Salon内マッチング機能(小規模)
メリット
| 観点 |
内容 |
| 利益と規模の両立 |
中核で利益確保・周辺で規模化 |
| カクトクと正面衝突回避 |
プラットフォームの全領域勝負はしない |
| 経済圏化 |
コミュニティ+商品でスイッチングコスト |
| ブランド強化 |
認定制度で業界の中心地に |
| 第9期72億現実解 |
複数事業積み上げで到達可能 |
| 既存路線も活かす |
SCALE CRM 主軸維持 |
デメリット
| 観点 |
内容 |
| スコープ広い |
部署で分業・PM体制必須 |
| 運営コスト |
コミュニティ・認定など運営負荷 |
| 認知混乱 |
「結局SCALEは何屋?」のリスク |
| 中途半端化リスク |
全部やって全部中途半端 になる危険 |
リスク回避策
- 明確な順序:① SCALE CRM 強化 → ② Sales Salon 立ち上げ → ③ 認定制度 → ④ クロージング代行 → ⑤ 採用代行 と段階導入
- PM体制:各事業に明確な責任者を置く
- ブランド統一:すべて「SCALE 〇〇」で経済圏感を出す
規模感
3案 比較サマリー
| 観点 |
A 特化型 |
B カクトク型 |
C ハイブリッド |
| 主軸 |
SCALE CRM |
マッチングPF |
SCALE CRM + 経済圏 |
| 規模感(第9期) |
¥30-50億 |
¥50-100億 or ¥10億 |
¥30-50億 |
| 投資負荷 |
低 |
高(数億) |
中 |
| 実現確度 |
高 |
中(カクトク後追い) |
中-高 |
| ブランド |
「成果報酬の専門家」 |
「営業マッチング」 |
「営業の総合企業」 |
| カクトクと衝突 |
一部 |
真っ向 |
周辺で部分的 |
| 既存パートナー反応 |
良好 |
警戒 |
良好(拡大歓迎) |
| 推奨度 |
|
|
|
推奨:選択肢C(ハイブリッド)
理由
- 既存資産を最大活用(SCALE CRM は強い・捨てる必要なし)
- カクトクと正面衝突しない(プラットフォーム全領域勝負はしない)
- コミュニティ戦略と整合(大串の「コミュニティ→商品リリース」構想と完全合致)
- 段階導入できる(Phase で導入してスコープ管理可)
- SCALE経済圏化(独立事業群で互いに送客・LTV最大化)
- 目指す72億への現実解
必要な意思決定
| # |
決めること |
推奨 |
| 1 |
この戦略でいくか |
選択肢C 採択 |
| 2 |
配下事業の優先順位 |
Lead強化 → Sales Salon → 認定 → Close → Recruit |
| 3 |
認定制度の名称 |
「SCALE 認定セールス」「SCALE D-S ランク」など |
| 4 |
クロージング代行の正式企画 |
別途依頼書起こす |
| 5 |
カクトクからの人材引き抜き戦略 |
「成果報酬で稼げる人」を狙い撃ち |
| 6 |
営業支援事業部の責任者 |
大串管轄継続 + 副管轄候補 |
次のアクション
| # |
アクション |
担当 |
期限 |
| 1 |
選択肢Cの採択を確定 |
大串 |
即日 |
| 2 |
SCALE 認定制度 構想ノート作成 |
センリ |
1ヶ月 |
| 3 |
SCALE Close(クロージング代行)開発依頼書 |
大串 |
1ヶ月 |
| 4 |
SCALE Recruit(採用代行)構想ノート |
ツムギ |
2ヶ月 |
| 5 |
カクトク利用企業へのリーチ施策 |
細川 |
1ヶ月 |
| 6 |
営業支援事業部 PM 候補リストアップ |
大串 |
2週 |
関連ノート
更新履歴
| 日付 |
内容 |
| 2026-04-28 |
初版作成(カクトク分析を踏まえた3案) |