README
SCALE社 Claude オンボーディング
新メンバーが Mac を受け取った日に必ず実行する初期セットアップ
既存メンバーも、新コマンド追加時にupdate.shでいつでも最新化可能。
なぜこれをやるのか(5つの価値)
1. 「コピペで完結」のオンボーディング
新メンバーは メンバー向けプロンプト を Claude Code に貼るだけ。
15-20分で大串と同じ環境になる。属人化・口頭伝承ゼロ。
2. 同じ脳みそ・同じ機能・同じFBループ
| Before | After |
|---|---|
| 「あのコマンドどう打つんだっけ?」と大串に聞く | /hp-flow /agenda 等が即使える |
| Daily / Inbox / Slack取込 を手動でやる | 全自動で動いてる |
| 大串のFB・改善が自分に届かない | Vault同期で全員に伝播 |
| 「動かないのは自分だけ?」 | 全員同じ動きをする |
3. 継続アップデート(動的検出)
大串が新コマンドを Vault に追加 → 各メンバーが update.sh 実行 → 自動で配布される。
スクリプト本体を1行も書き換えなくていい設計。
4. 「使うほど賢くなる」FBループ
誰かのFBで /hp-flow の learning.md が更新される → Vault 同期で全員のClaudeが学習継承。
1人のFBが全社のClaudeを賢くする。
5. 属人化リスクの解消
今まで「大串のMacにしか動かない自動化」が大量にあった。
オンボーディング基盤で 全員の環境を標準化 → 大串が休んでも回る。
このガイドのゴール
| 完了状態 | 内容 |
|---|---|
| Vault 同期 | Google Drive 経由で SCALE-Brain Vault が自分のMacに同期される |
| スラッシュコマンド全部入り | /hp-flow /agenda /origin 等が Claude Code で即使える |
| 自動化稼働 | Slack取込/Inbox整理/Drive同期等が自動で動く |
| MCP接続 | Slack/Gmail/Calendar/Chrome 等が Claude から呼べる |
| 環境変数設定 | APIキー・トークン類が登録済み |
→ 「大串と同じ脳みそ・同じ機能・同じFBループ」 に入った状態がゴール
共有レイヤー設計(理解しておくべき前提)
| レイヤー | 配布方法 | 各PCでの作業 |
|---|---|---|
| 情報・知識(Vault配下) | Google Drive 自動同期 | 同期確認だけ |
| スラッシュコマンド | Vault正本 + シンボリックリンク | setup_all.sh で自動 |
| 自動化(LaunchAgent) | Vaultにテンプレ + 配布スクリプト | setup_all.sh で自動 |
| MCP / API キー | テンプレあり + 個人で入力 | setup_all.sh でプロンプト |
| 設定(settings.json) | Vaultにテンプレ | setup_all.sh で自動配布 |
→ Vault更新 = 全員に伝播 の仕組み。コマンド追加は Vault に置くだけ・コードは触らなくていい設計。
初回セットアップ(新メンバー用・20分)
Step 1. Google Drive 同期確認
Mac で Google Drive アプリを起動 → 以下のフォルダが同期されていることを確認:
/Users/{あなた}/Library/CloudStorage/GoogleDrive-{あなたのメール}/マイドライブ/AI/SCALE-Brain/
→ 同期されてなければ、Drive 設定で「マイドライブ」をミラーリングモードに
Step 2. シンボリックリンク作成(短縮パス)
ln -sf "/Users/$(whoami)/Library/CloudStorage/GoogleDrive-$(whoami)@scale-group.co.jp/マイドライブ/AI/SCALE-Brain" ~/Obsidian/SCALE-Brain
→ 以降は ~/Obsidian/SCALE-Brain/ でアクセス可能
Step 3. 一括セットアップスクリプト実行
bash ~/Obsidian/SCALE-Brain/22_AI運用ルール/オンボーディング/setup_all.sh
→ 全自動でやってくれること:
- スラッシュコマンド全部インストール(動的スキャン)
- LaunchAgent 配布(必要なものだけ)
- settings.json 配布(既存上書き前にバックアップ)
- MCP テンプレ確認
- 環境変数(APIキー)入力プロンプト
Step 4. 動作確認
bash ~/Obsidian/SCALE-Brain/22_AI運用ルール/オンボーディング/doctor.sh
→ 全部 が並べばOK
Step 5. Claude Code で試運転
/hp-flow ← 起動して全11ステップ確認
/agenda ← 起動して対話モード確認
→ どっちも動けば オンボーディング完了
既存メンバー向け(コマンド追加時の最新化)
Vault に新コマンドが追加された / FBで改善された等のタイミングで:
bash ~/Obsidian/SCALE-Brain/22_AI運用ルール/オンボーディング/update.sh
→ Vault スキャンして:
- 新規コマンド を自動取り込み(シンボリックリンク作成)
- 既存リンクが切れてたら修復
- 新 LaunchAgent があれば追加
既存の設定は壊さず、追加だけ取り込む安全設計。
トラブル時
何かがおかしい時、まず診断:
bash ~/Obsidian/SCALE-Brain/22_AI運用ルール/オンボーディング/doctor.sh
→ どのレイヤーで何が欠けているか表示される。
よくあるトラブル
| 症状 | 対処 |
|---|---|
/hp-flow で「コマンドが見つかりません」 |
update.sh 実行 |
| Vault同期が遅い / 同期されない | Google Drive アプリ再起動・ストリーミングモード確認 |
| LaunchAgent が動かない | launchctl list \| grep scale で確認 |
| APIキー忘れた | ~/.scale_env を再編集 → source ~/.scale_env |
設計思想(重要・読んでおくべき)
動的検出方式
すべてのスクリプトは Vault配下を動的にスキャンします:
- setup_all.sh / update.sh は コードを書き換えなくても、Vault に新コマンドが追加されれば自動で取り込む
- 例: 大串が 22_AI運用ルール/コマンド集/new-flow/new-flow.md を作成 → メンバー全員が次回 update.sh で /new-flow を取得
配布アーキテクチャ
Vault(Google Drive 正本)
↓ ファイル単位で同期
各メンバーのMac の Vault
↓ シンボリックリンク(setup_all.sh が作成)
~/.claude/commands/ や ~/Library/LaunchAgents/
↓ Claude Code / macOS が読む
最新機能が動く状態
→ Vault が source of truth。コマンド・自動化の追加は Vault に置くだけ。
バージョン管理
このオンボーディング基盤自体も Vault配下にあり、Drive同期+シンボリックリンクで全員最新版が回る設計。
関連
- スラッシュコマンド集: ../コマンド集/README
- AI運用ルール: ../Claude_動き方ガイド
- 先回りパターン辞典: ../Claude_先回りパターン辞典
- グローバル指示書: ../../CLAUDE.md
改訂履歴
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026-06-02 | 初版作成。動的検出方式で「コマンド追加 = Vault配置だけ」を実現 |