🤖 AI運用ルール

system-flow

最終更新 2026年08月21日 / 22_AI運用ルール/コマンド集/system-flow/system-flow.md

/system-flow — 自社システム制作フロー(hp-flow のシステム版)

参考システムを「コード抜き出し → 完全再現 → TERASUオリジナル化 → 裏側の再実装 → 安全にデプロイ」する10ステップ。hp-flow(HP制作)の思想・品質をそのままシステム開発に移植したもの。

起動時(必ず最初に実行)

  1. learning.md を Read(このフォルダ内)→ 過去のFB・学びを継承してから進める
  2. 最新verで開始(改訂履歴の最上段を確認)
  3. 最初に必ず「実際に送れるリンク or コードがあるか」を聞く(2026-08-21 大串FB・恒久)→ 入手手段でルートを分岐:
    - ルートA(コード抽出): URL/リポが送れる → Claude in Chrome でコード抽出して完全再現(従来ルート)
    - ルートB(画面録画): スマホアプリ等でコードが取れない → 画面録画を送ってもらい、フレーム分解→目視ピクセル再現で100%に近づける(SCALE TASK案件で確立・正式工程)。録画の撮り方は Step1ルートB参照
  4. 「作りたいものの一言」も無ければ合わせて聞く
  5. ルートAの抽出は Claude in Chrome(大串のログイン済みChrome)が既定(2026-08-13 大串FB・恒久)。ログイン後画面もそのまま抜けるので、アクセス方法を毎回聞かない。Chromeが繋がらない時だけ代替案を聞く

設計思想(背骨・厳守)

原則 内容
見た目1mm不変 参考UIを完全再現する。変えるのは「裏の実装」だけ。デザインは勝手に変えない
抜けるのはフロントだけ・裏側は再実装 HTML/CSS/JS(見た目)は完全再現できる。でもDB/API/認証/ロジックは外から見えない挙動を観察して再実装する
2回の確認ゲート ①参考と完全一致(Step3)②オリジナル化後も見た目不変(Step4)。ここを通らないと先に進まない
データ消失ゼロ・退化ゼロ Step7のデータ安全ゲートは必須(HP版に無いシステム固有)。既存データを壊す変更は backup + 退化チェック
既存SCALEルールに接続 _SCALE_全システム実装ルールの退化禁止フロー / 共通FBチェックリスト / GitHub自動デプロイ / 最新基準点 / changelog に全部つなぐ

セルフ進化プロトコル(自動学習・常時稼働)

  • FB検知(「違う/そうじゃない/次から/毎回/もっと○○」等)したら、即 learning.md に追記
  • 種別A=恒久ルール → learning.md 追記 + この system-flow.md 本体も Edit して永続化
  • 種別B=学習候補 → learning.md に記録(3回出たら本体昇格)
  • 種別C=一時対応 → learning.md のみ
  • 横展開判定: 他システムにも効くFBは _SCALE_全システム実装ルール「過去FBの活用と横展開」にも反映
  • 矛盾FB・削除系FBは1回だけ確認してから反映

改良フェーズ運用(ver管理+事故防止)— hp-flow同様

  • GitHub運用: 案件開始時にシステム名でリポ立ち上げ → 最初から preview ブランチ / 固定プレビューに push して改修・共有。本番mainマージは大串の承認後(社内システムは除外規定に従う → CLAUDE_global「Preview Deploy 除外システム」)
  • ver管理: 修正のたびに changelog 追記 + ver番号(「ver◯に戻して」で復元)。SCALE Base 系は lib/changelog.ts
  • 複数パターン提示: UI/挙動の修正依頼はできるだけ複数案をプレビューで(ラリー削減)
  • 事故防止: Write全体書き換え禁止→Read→Edit / 既存関数の削除前に grep / デプロイ前 backup / デプロイ後 本番URL確認

ステップ全体像(10ステップ)

Step 内容 フェーズ
1/10 参考システムのフロント一括抜き出し+完全再現+ダミー化(全画面・見た目1mm不変) 再現
2/10 全画面の再現仕上げ(量産画面の代表化・取りこぼし補完・状態違い画面も揃える) 再現
3/10 ローカルプレビュー + 確認①(参考と完全一致) 再現
4/10 TERASUオリジナル化(指紋消し・リネーム)+ フロント/バックエンドの境界設計(モック↔本実装)確認②(見た目不変) 著作権+設計
5/10 案件要件の流し込み(機能仕様・データモデル設計・画面と機能の対応づけ) 要件
6/10 バックエンド実装(DB・API・認証・状態管理・モックを本実装に置換) 実装
7/10 データ安全ゲート(データ消失ゼロ・退化ゼロ・backup・マイグレーション検証) 安全
8/10 著作権/指紋ゼロ 最終監査(見た目は保持・元システムとバレる痕跡をゼロに) 著作権
9/10 GitHub立ち上げ+デプロイ(Cloudflare Pages/Workers or Vercel・自動デプロイ・環境変数/シークレット) 公開
10/10 公開後の監視・changelog・最新基準点更新(外形監視・エラー監視・DB/SSL期限) 運用

→ hp-flow の12ステップから「スマホ最適化」「Lab還元」を除いた10ステップ(2026-06-25 大串指示)。Step4の境界設計・Step6のバックエンド実装・Step7のデータ安全ゲートがシステム固有


進行制御コマンド(全Step共通)

入力 動作
/ OK / 進めて 次のStepへ
戻る 前のStepへ
Step N 指定Stepへジャンプ
やり直し 現Stepを最初から
状況 今どのStep・何が完了/未完かを表示

Step 1/10: 参考システムのフロント一括抜き出し+完全再現

目的: 参考システムの見た目(全画面)を、ローカルで動く形に完全再現する。テキストは同長ダミー・画像は元のまま。

ルートA(コード抽出・URL/リポが取れる場合)

  1. アクセスできる全画面を洗い出す(トップ・一覧・詳細・フォーム・ダッシュボード・設定・ログイン後画面など)。ログインが要る画面は Claude in Chrome(大串のログイン済みChrome)でそのまま開く=既定(アクセス方法を毎回聞かない)
  2. フロント抜き出し:
    - MPA(ページ遷移型)→ 各画面のHTML/CSS/JS を mirror
    - SPA(React/Vue等)→ レンダリング後のDOM+計算済みCSSを取得し、同じ見た目の静的モックとして再現(元のJSフレームワークに縛られず、TERASU側の技術で組み直す前提)
  3. ダミー化: テキストは同じ文字数のダミーに置換(レイアウト崩れ防止)。画像は元のまま仮置き
  4. 裏側は触らない(この段階では見た目だけ・APIやDBは Step6)

ルートB(画面録画・スマホアプリ等でコードが取れない場合)

(2026-08-21 SCALE TASK案件で確立・正式工程。詳細ノウハウ=learning.md「動画からの再現ノウハウ」)
1. 録画の撮り方を最初に案内する: 全画面・全状態を回遊(一覧/詳細/作成/編集/設定/空状態/モーダル)/スクロールはゆっくり/モーダル・アニメは開閉2回ずつ/長くてOK・分割OK。映っていない画面は作れないので、不足が出たら追加録画を依頼
2. フレーム分解: ffmpeg fps=1,scale=300:-1 で1秒ごと小フレーム → tile=4x3 でコンタクトシート化して全体把握(個別フレームを読み漁らない=コンテキスト節約の要
3. 画面・状態インベントリを作り大串に報告(何画面・何状態あるか)+ 元アプリ固有要素(広告・課金導線等)の扱いを1回だけ擦り合わせ
4. 精密再現: 作り込む画面だけ高解像度抽出(-ss <t> -vf scale=-1:1800)/色は目視でなくピクセルサンプリングcrop=8:8:x:y,scale=1:1 の平均)でhex確定/デバイス論理解像度(例 1260x2736@3x→420x912pt)の固定幅で組む
5. UI/UXの「動き」まで再現: アニメーション・タイマー・チェック連動・タブ切替・モーダル遷移をJSで実装(録画ルートは静的スクショ再現ではなく挙動込みの再現が価値)
6. 状態違いはURLハッシュで実装(#modal等)→ 確認①シェルの画面一覧に「状態」も1項目として載せる
7. 確認①シェルはこのフォルダの repro_shell_template.html から作る(SCREENS配列に全画面・全状態を列挙するだけ)。完成参考例=~/dev/scale-task/repro/(learning.md「ルートB完成参考例」参照・次回も必ずこの実物を開いて同クオリティを基準にする

共通の絶対ルール: 見た目1mm不変。この段階で勝手にデザインを整えない・改善しない。「完全再現」が唯一のゴール。ルートBは観察ベースのため、初回95%→確認①のフレーム比較ラリーで100%に詰める前提を大串に正直に伝える。


Step 2/10: 全画面の再現仕上げ

  • 量産画面(一覧の各行・詳細ページ等)は1テンプレで代表化
  • 状態違いの画面も揃える(空状態・エラー状態・ローディング・権限別表示)=システムはHPと違い「状態」が多い。取りこぼすと後で作り直しになる
  • 取りこぼした画面・モーダル・トーストを補完

Step 3/10: ローカルプレビュー + 確認①

  • ローカルサーバーで全画面を表示(feedback_preview_server_nohup に従い nohup+disown で常駐起動)
  • 確認①は必ず「1リンクのシェル」で出す(2026-08-13 大串FB・恒久。画面別リンクを並べない=「全部見るの大変すぎ」):
  • 上部バー=プルダウンで全画面切替+←→ボタン+キーボード左右キー/中身は iframe(再現ページは無加工・1mm不変)
  • 捕捉時のビューポート幅を固定して描画→ウィンドウに合わせ縮小(レスポンシブ差で別レイアウトにしない)
  • アプリ内リンクを捕捉済みローカル画面に配線して本物同様に回遊できるようにする/iframeのlocationを見て上部バーを追従
  • 実装の型=build_repro.pySHELL(流用可)
  • 大串にプレビューリンクを送り、「参考システムと全画面が一致しているか」を確認してもらう
  • 確認①ゲート: 「完全に同じ」がもらえるまで Step4 に進まない。違う箇所は Step1-2 に戻って直す

Step 4/10: TERASUオリジナル化 + 境界設計 + 確認②

4-1. オリジナル化(指紋消し):
- クラス名・ID・コメント・meta・独自の識別子など、元システムとバレる痕跡をリネームマッピングで一括置換(全画面横断・置換漏れゼロ)
- 見た目は1mm変えない(消すのは"指紋"だけ)

4-2. フロント/バックエンドの境界設計(システム固有・最重要):
- どこまでが「見た目(再現済みフロント)」で、どこからが「裏側(再実装するバックエンド)」かの境界線を引く
- モック↔本実装のインターフェースを定義(画面が呼ぶAPI・データ形状を先に決める)→ Step6でモックを本実装に差し替える設計にする
- データが流れる画面は「今はモックデータ / Step6で本実装」と明記

4-3. 確認②ゲート:
- オリジナル化しても見た目が Step3 から1mm変わっていないことを確認(大串 or スクショ最小限で)。変わっていたら直す


Step 5/10: 案件要件の流し込み(機能仕様・データモデル)

  • 大串から要件(何ができるシステムか・ユーザー種別・主要フロー)を受け取る
  • データモデル設計: 画面から逆算して、必要なテーブル/エンティティ・項目・関連を設計
  • 画面 ⇄ 機能 ⇄ データの対応表を作る(どの画面がどのAPIを叩き、どのデータを読み書きするか)
  • 認証・権限(誰が何を見られる/操作できる)を整理

Step 6/10: バックエンド実装(モック→本実装)

  • Step4で定義した境界に沿って、モックを本実装に置換:
  • DB(SCALE標準: Cloudflare D1 / Supabase 等・案件で確定)
  • API(画面が呼ぶエンドポイント)
  • 認証(ログイン・セッション・権限)
  • 状態管理(フロントの状態とサーバーの同期)
  • 見た目は変えない(フロントは再現済み・裏をつなぐだけ)
  • 実装は Read→Edit(既存を壊さない)・関数削除前に grep・新実装は共通FBチェックリスト10項目を事前適用

Step 7/10: データ安全ゲート(システム固有・HP版に無い)

データを扱うシステムの生命線。ここを飛ばさない。
- データ消失ゼロ: マイグレーション(スキーマ変更)は必ず backup を取ってから。既存データを壊す変更は事前に大串確認
- 退化ゼロ: 既存機能・既存データが壊れていないか、デプロイ前に検証(check_deployment.sh 相当)
- backup: DBダンプ / tar.gz を取り、復元手順を最新基準点ノートに記録
- 境界値・異常系: 空データ・大量データ・不正入力・同時編集(楽観ロック等)で壊れないか
- 過去のデータ消失パターンは _SCALE_共通_トラブルシューティング集 のA系(データ消失)を必ず参照


Step 8/10: 著作権/指紋ゼロ 最終監査

  • 見た目は保持したまま、元システムとバレる痕跡を最終ゼロチェック(Step4の指紋消しの総点検)
  • クラス名・コメント・独自命名・ライブラリ固有の痕跡・meta・favicon・エラーメッセージの文言まで
  • スマホCSS・状態違い画面も対象
  • 元システムのライセンス/利用規約に抵触する流用が無いか(コードの逐語コピーは避け、再実装が原則)

Step 9/10: GitHub立ち上げ+デプロイ

  • 新規リポを必ず GitHub(scale-group-jp・private)に接続gh repo create)— CLAUDE_global「新規サイト/システムはGitHub絶対」
  • リポ直下に CLAUDE.md(スタートカード)を作る(システム名・本番URL・デプロイフロー・地雷・データ構造)— CLAUDE_global「スタートカード必須」
  • デプロイ: Cloudflare Pages/Workers(D1使用時)or Vercel。環境変数/シークレットは repo secret に(コードに埋めない)
  • 自動デプロイ(git push で本番反映)を設定。社内システムは直接prod OK・対外システムは preview→OK→prod(CLAUDE_global「Preview Deploy」)
  • デプロイ後は本番URLで実機確認(デプロイ成功表示を信じない・feedback_deploy_verify_canonical

Step 10/10: 公開後の監視・記録

  • changelog に本リリースを記録(SCALE Base系は lib/changelog.ts
  • 最新基準点ノートSCALE<システム名>_最新基準点)に最新スナップショット・復元コマンド・当日変更を記録
  • 監視: 外形監視(本番URL 200)・エラー監視・DB/SSL期限
  • 配置マップ_SCALE_全システム配置マップ)に新システムを追記(パス・URL・スタック)

完了

10ステップ完走で、参考システムを見た目そのまま・裏側は自社実装・GitHub管理・安全にデプロイした状態になる。

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