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PMマニュアル追加依頼_WordPress統合対応

最終更新 2026年07月08日 / 40_新規事業/TERASU/PMマニュアル追加依頼_WordPress統合対応.md

PMマニュアル追加依頼「既存WordPressサイトへのデザイン統合対応」

宛先: TERASU PMマニュアル担当セッション(~/dev/terasu-pm-manual)
依頼: 以下の内容でPMマニュアルに1ページ追加してほしい(2026-07-08 大串指示)。
目的: 未来共創で初対応した「既存WordPressへのデザイン統合」の異例ケースを型化し、他のPMが同じ状況になったとき対処できるようにする。
ページ構成・見出し・文体は既存マニュアルのトンマナに合わせて再構成してよい(内容の追加・削除は下記に忠実に)。


1. このページで扱うケース(いつ発動するか)

通常のTERASU案件=新規の静的HP制作+Cloudflare配信。それと違い、クライアントが既に
WordPressでサイト運用していて(記事資産あり)、「デザインだけ刷新したい」と言うケース

発動シグナル:
- 「今のWordPressの記事は残したい」「URLは変えたくない」「SEOを落としたくない」
- 既存サイトが有料テーマ(SWELL等)+カスタム投稿タイプで作り込まれている
- 記事数が数百〜1000本規模(=SEO資産が会社の宝レベル)

初回実例: ミライ共創コミュニティ(miraikyoso.jp・WordPress+SWELL・記事約1000本・2026-07対応)

2. PMが最初に確認すること(ヒアリングチェックリスト)

  1. 既存テーマ名(SWELL等の有料テーマか)
  2. 記事の種類と数(通常投稿+カスタム投稿タイプの一覧・概算本数)
  3. サーバー(エックスサーバー等)とドメイン管理の場所
  4. WordPress管理画面のログインをもらえるか(これだけで完結する。FTP・サーバー契約情報は不要)
  5. 先方のSEO要件(URL維持・同一ドメイン統合が絶対条件か)
  6. 依頼範囲の切り分け: デザインのみか、記事コンテンツ管理も含むか(原則デザインのみ)

3. 絶対にやってはいけない提案(実例で先方NG&お詫びになった)

  • 別ドメインで新HPを作る提案 → NG(ドメインが別=SEO完全分断。記事資産がHPに効かない)
  • サブドメイン(blog.〇〇等)に分ける提案 → NG(サブドメインも完全一体ではない)
  • 記事資産が大きいクライアントには「同一ドメイン・同一WordPress内にデザインを載せる」が唯一の正解。
    先方がSEOを分かっている場合、上記の提案は確実に拒否され、信頼を失う(未来共創で実際に発生・方向修正とお詫びをした)。

4. 期待値調整(先方への伝え方)

  • 初めて対応する構成の場合は正直に伝える: 「この形はTERASUとして初対応。質問・試行錯誤しながら進める」→ 未来共創ではこれで合意を得てから進めて問題なく進行した
  • 安全性の説明はこの3点セットで:
    1. 記事・データの消失は構造的に起きない(テーマ=表示層。記事DBには読み取りしかしない)
    2. リスクは「有効化(公開切替)の瞬間」のみ。構文チェック+ライブプレビュー+WordPressの致命エラー保護+1クリック復帰の4重対策済み
    3. 「絶対」と言えるのは「いつでも元のテーマに1クリックで戻せる」こと

5. 技術方式(開発側に伝える確定方針・シンプル版)

  • 子テーマ+白紙テンプレ方式。既存テーマ・記事・プラグインには一切手を入れない
  • 静的ページ(トップ等)=TERASUの静的HTMLをテンプレとして移植/記事系ページ=型(テンプレート)だけ作り、記事更新は先方が従来通り
  • ローカルWordPress複製は作らない。「ZIPアップ→有効化しないライブプレビュー」が検証環境(本番実データ×新デザインを訪問者に見せずに確認できる)
  • サーバー(エックスサーバー等)は触らない。自動バックアップ有効の目視+管理画面エクスポート1回のみ
  • 手順: ①子テーマ作成 → ②バックアップ確認 → ③構文チェック→ZIP→アップ(有効化しない)→ ④ライブプレビューで確認・修正 → ⑤有効化=公開(責任者の号令・低トラフィック帯)→ ⑥公開後チェック(主要記事URLの200確認・Search Console翌日確認)

6. 絶対の地雷(未来共創で実際に踏んだ/踏みかけたもの)

地雷 何が起きるか 回避策
既存記事のURLを変える SEO資産の破壊 URLは1文字も変えない
テーマフォルダ名が既存テーマと同名 アップ時に稼働中テーマを直接上書き=即本番事故(未来共創で「swell_child」が本番の有効テーマと同名で事故未遂) アップ前に有効テーマのフォルダ名を実測し、独自名にする。「このテーマはインストール済みです/置き換える」画面が出たら即キャンセルして確認
htmlの基準フォントサイズを固定する モダンビルド由来のCSSはrem連動スケール設計のため、rem箇所だけ膨張し「所々崩れる」(実害発生・原因特定に3往復した) htmlのfont-sizeに触らない。「所々だけサイズがおかしい」=rem基準値の食い違いをまず疑う
本番のテーマエディタで直接編集 正本とズレる・戻せない 必ずローカルで修正→ZIP再アップ
勝手に「有効化」を押す 未完成デザインが即公開 有効化=公開は責任者の号令のみ
カスタム投稿タイプ名を推測で作る テンプレが適用されず表示されない 本番のREST API(/wp-json/wp/v2/types)で実名を実測してから作る

7. 公開後の更新運用(先方との役割分担)

更新の種類 誰が テーマ再アップ
記事の投稿・更新 先方がWP管理画面で従来通り 不要
デザイン・レイアウト・リンク変更 TERASU側 必要(コード修正→ZIP→アップ、1回数分)
  • 正本は常にGitHub。ZIP直編集・テーマエディタ編集は禁止(ver管理・巻き戻しを効かせるため)

8. 参考(正本・実例)


このページの狙い: PMが「既存WordPressあり案件」で①間違った提案(別ドメイン等)をしない ②安全性を正しく説明できる ③開発側に正しい方式を伝えられる、の3点ができる状態にすること。