01-08_ドメイン接続【ドメインあり版】
出典: 制作部署マニュアル ドメイン接続【ドメインあり版】(自動ミラー・正本は /Users/oogushiyuuki/manual-terasu)
ドメイン接続ガイド【ドメインあり版】
顧客がすでにドメインを持っている場合の手順。現在のDNS設定を変更して Cloudflare Pages に接続する。
所要時間の目安:確認作業5分 + DNS設定10分 + 反映待ち(最短数分〜最長24時間)
既存サイトが稼働中の場合は要注意。 DNS設定を変更すると現在のサイトが切り替わる。切り替えタイミングは顧客と必ず事前に合意する。
【TERASU方針】サーバーは Cloudflare Pages 一択。 顧客がXserverやさくらサーバーなど他社のサーバーをすでに使っていても、TERASUのHPはそこにはデプロイしない。必ずCloudflare Pagesを使う。理由は速度・安定性・コスト・自動デプロイの仕組みを維持するため。顧客に「現在のサーバーにそのまま入れてほしい」と言われた場合も、この方針で断ってOK。
STEP 1:ドメインの管理会社を確認する
まず「そのドメインをどこで管理しているか」を確認する。管理会社によって操作画面が異なる。
確認方法
顧客に「ドメインをどこで取りましたか?」と聞く。分からない場合は以下で調べられる。
Whois検索で調べる方法:
1. Whois検索(お名前.com) にアクセス
2. ドメイン名を入力して検索
3. 「Registrar」欄に管理会社名が表示される
主な管理会社と対応
| 管理会社 | DNS設定の場所 |
|---|---|
| お名前.com | ログイン → ドメイン一覧 → DNS設定 |
| ムームードメイン | ログイン → ドメイン管理 → DNS設定 |
| Xserver Domain | ログイン → ドメイン → DNSレコード設定 |
| さくらのドメイン | ログイン → ドメイン → ゾーン編集 |
| Google Domains(移管済み) | Squarespace Domains に移管済み |
このマニュアルではお名前.comでの操作を例示する。他社の場合も操作の内容は同じ(CNAME追加)なので、画面を見ながら対応する。
STEP 2:既存サイトの状況を確認する
DNS設定を変更する前に、現在の状況を把握しておく。
| 状況 | 対応 |
|---|---|
| 現在サイトが公開されていない | 即時切り替えOK |
| 現在のサイト(他社サーバー等)が稼働中 | TERASUのHPに切り替えるタイミングを顧客と決めてからDNSを変更する。切り替え後は旧サーバーのHPは使わなくなる |
| メールアドレスも同じドメインで使っている | メールのMXレコードを変えないよう注意(後述) |
メールを使っている場合は特に注意。 CNAMEレコードを誤った形で設定すると、メール受信に影響することがある。不安な場合は管理会社のサポートに確認を。
STEP 3:Cloudflare Pages にカスタムドメインを設定する
3-1. Cloudflare にログイン
Cloudflare にログインして、左メニューの「Workers & Pages」を開く。
3-2. 対象プロジェクトを開いてカスタムドメインを設定
デプロイ済みのプロジェクトを選択 → 「カスタムドメイン」タブ → 「カスタムドメインを設定」をクリック。
3-3. ドメイン名を入力
顧客のドメイン名を入力して「続行」。
例:yamada-seisosha.com
3-4. 表示されたCNAMEレコードをメモする
Cloudflareが「このCNAMEレコードを設定してください」という情報を表示する。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 種別 | CNAME |
| ホスト名(名前) | @ または ドメイン名そのまま |
| 値(内容) | 〇〇〇.pages.dev(Cloudflareが指定する値) |
この画面を閉じないこと。次のSTEP 4でこの値をDNS管理会社側に入力する。
STEP 4:DNS管理会社側で CNAME を設定する(お名前.com の場合)
4-1. お名前.com の DNS 設定を開く
お名前.com にログイン → 「ドメイン一覧」から対象ドメインを選択 → 「DNS設定」を開く。
4-2. 既存レコードを確認する
現在どんなレコードが設定されているかを確認する。
- Aレコード:現在のサーバーIPアドレス → 新しいCNAMEに置き換える
- MXレコード:メール設定 → 絶対に触らない
- TXTレコード:各種認証 → 触らない
4-3. CNAMEレコードを追加(または既存Aレコードを変更)する
「レコードの追加」で以下の値を入力する。
| 項目 | 入力する値 |
|---|---|
| タイプ | CNAME |
| ホスト名 | @(またはドメイン名) |
| VALUE(内容) | STEP 3-4 でメモした 〇〇〇.pages.dev |
| TTL | 3600(デフォルトでOK) |
既にAレコード(@)がある場合は削除してからCNAMEを追加するか、Aレコードの値をCNAMEに変更する。
設定を保存する。
STEP 5:反映を確認する
| タイミング | 状態 |
|---|---|
| 設定直後 | まだ繋がらない場合がある |
| 数分〜1時間後 | 多くの場合ここで繋がる |
| 最長24〜48時間 | 世界中のDNSサーバーに完全に広まる |
Cloudflare Pagesのカスタムドメイン画面で「有効」と表示されれば完了。
ブラウザで https://ドメイン名 にアクセスして、新しいHPが表示されれば接続完了。
メールを使っている場合の注意点
同じドメインでメール(例:info@yamada-seisosha.com)を使っている顧客は、MXレコードを絶対に変更しない。
確認ポイント:
- DNSレコード一覧で「MX」と書かれた行は手を触れない
- CNAMEはあくまで @(ルートドメイン)のみ変更
- 設定後にメールが届くかどうかを顧客に確認してもらう
「メール設定が心配」という場合は、顧客の管理会社サポートに「Cloudflare PagesのカスタムドメインにするためにCNAMEを追加したい。メールには影響しないか確認したい」と問い合わせるよう案内する。
トラブル対応
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| ドメインにアクセスしても繋がらない | DNS反映待ち | 数時間待ってから再確認 |
| 以前のサイトが表示され続ける | DNSキャッシュが残っている | ブラウザのキャッシュクリア or 別の端末で確認 |
| 「このサイトは安全でない」と表示される | SSLがまだ発行されていない | 少し待つと自動で解消される |
| Cloudflareで「エラー」と表示される | CNAMEの値が間違っている | STEP 3-4 の値を再確認して入力し直す |
| メールが届かなくなった | MXレコードを誤って変更した | 管理会社サポートに連絡して復元を依頼 |