Claude_Code_handoff_コマンド仕様
Claude Code /handoff コマンド仕様
「1コマンドで Vault更新 + 引き継ぎメッセージ生成 + 自動コピー」
save-system + handoff の統合版。コードブロック表示でコピーボタン自動付与。
30秒で全体像
| 観点 | 一言 |
|---|---|
| 核心 | システム最新情報をVault更新 + 引き継ぎメッセージ生成 + クリップボード自動コピー |
| いつ使う | キリのいい時いつでも(容量オーバー待ち不要・85%超えは強制ラインとして残すのみ) |
| キーワード | save-system統合 / コードブロック / 時刻Bash必須 / セッション区切りツール |
| 使う人 | Claude Code Desktop ユーザー全員 |
| 読了目安 | 5分 |
このコマンドがやること
- 時刻取得(Bash で date 実行・必須)
- システム自動判定(直近の会話から)
- Vault 3ファイル更新(最新基準点・changelog・作業ログ)
- 引き継ぎメッセージ生成(コードブロックで表示・コピーボタン付き)
- クリップボード自動コピー(pbcopy)
→ 1コマンドで全部完了。/save-system + /handoff の2セット運用が不要になった。
7ステップ実行フロー
Step 0: 現在時刻取得(必須・最初に実行)
date '+%Y-%m-%d %H:%M'
date '+%Y-%m-%d'
date '+%Y%m%d_%H%M%S'
→ 3パターン取得して以下で使用。プレースホルダー禁止・推測禁止。
Step 1: システム自動判定
判定の手がかり(優先順):
1. 直近の編集ファイルパス
2. 会話で言及されたシステム名
3. 直前のBashコマンドのcwd
4. 本番URL
5. changelog.ts 編集対象
| 判定値 | 対応 |
|---|---|
scale-base |
SCALE Base(Drive側) |
scale-lead |
SCALE CRM(旧 Lead) |
scale-base-crm |
SCALE Base CRM |
terasu |
TERASU公式HP |
hp |
コーポレートHP |
scale-fs |
FS Dashboard |
scale-pm |
PM Dashboard |
| その他 | 該当システム or システム作業なし |
判定不能の場合のみ「どのシステム?」と聞く。
Step 2: 直近作業の整理
会話から抽出:
- 編集したファイル一覧(パス・行番号)
- 追加/削除した機能・バグ修正内容
- デプロイ実施有無・バックアップID
- 試したアプローチ・うまくいかなかったこと
- ユーザーFB
- 注意ポイント・退化リスク
- 次のセッションで取り得る選択肢
Step 3: Vault 3ファイル同時更新
3a. 最新基準点ノート(システム作業時のみ)
パス: ~/Obsidian/SCALE-Brain/31_システム開発部/_SCALE_<システム>_最新基準点.md
セクション追加:
- 実施内容
- ファイル
- バックアップID
- 本番URL確認
- 最新スタンプ
3b. changelog.ts 追記(該当時のみ)
パス: <system>/lib/changelog.ts
最上段に新エントリ追加(id, date, title, description, files)。
3c. 作業ログ詳細追記(必須・新Claude必読対象)
パス: ~/Obsidian/SCALE-Brain/00_Inbox/作業ログ_YYYY-MM-DD.md
漏れなく書く:
- 対象システム
- セッション背景
- 完了タスク(詳細)
- 編集ファイル
- デプロイ・バックアップ
- 試したこと・学び
- ユーザーFB(重要なやつ全部)
- 注意ポイント・退化リスク
- 次のセッションで取り得る選択肢
- 引き継ぎファイルパス
Step 4: 引き継ぎメッセージ生成
# 引き継ぎ (YYYY-MM-DD HH:MM)
## 最初に必読
作業を始める前に必ず下記を読んでください:
1. 作業ログ_YYYY-MM-DD.md
2. ~/.claude/CLAUDE.md
3. 対象システムの CLAUDE.md
4. 最新基準点ノート(システム作業時)
→ 全部読んでから「理解した」と返答してから作業開始
## 今の作業
[1-3行で要約]
## 対象システム
- システム名
- ローカルパス
- 編集中ファイル
- 本番URL
## このセッションで完了したこと
- [完了タスク]
## 次の一歩(最重要)
[新セッション開始したら最初にやる1ステップ]
手順:
1. [step 1]
2. [step 2]
## 注意点
- [退化リスクポイント上位2-3個]
## 守るルール
- グローバルCLAUDE.md + 対象システムCLAUDE.md 必読
- 退化禁止フロー厳守
- コード変更したら必ずデプロイまで実施
---
作業ログ: ~/Obsidian/SCALE-Brain/00_Inbox/作業ログ_YYYY-MM-DD.md
最新基準点: ~/Obsidian/SCALE-Brain/31_システム開発部/_SCALE_<システム>_最新基準点.md
Step 5: ファイル保存
/tmp/handoff_$(date +%Y%m%d_%H%M%S).txt に書き出し。
Step 6: クリップボード自動コピー
cat ファイルパス | pbcopy
Step 7: ユーザーへの表示
引き継ぎメッセージ本体をコードブロックで表示(コピーボタン自動付与):
✅ Vault更新完了 → 下記コードブロックの📋でコピー → 新セッションで Cmd+V
```
# 引き継ぎ (...)
(全内容)
```
📂 Vault更新済み:
- 最新基準点: file://...
- 作業ログ: file://...
- changelog: <system>/lib/changelog.ts (該当時のみ)
クリップボードにも自動コピー済み。
→ 報告メッセージは「コピーボタン押して」「Cmd+V」の最小指示のみ。
やってはいけないこと
❌ 時刻を Claude の推測で書く(必ず date 実行)
❌ プレースホルダーを残す(YYYY-MM-DD のまま等)
❌ 報告メッセージに罫線・絵文字を多用する
❌ 「次の操作:」みたいな指示書きを長々と書く
❌ コピー対象(コードブロック)と報告(プレーンテキスト)を視覚的に混ぜる
❌ Vault更新せずに引き継ぎだけ生成する(システム作業時)
やるべきこと
✅ 必ず Bash で date 実行して時刻取得
✅ Vault 3ファイル更新(システム作業時)
✅ 引き継ぎ本文をコードブロックで必ず表示(コピーボタン付き)
✅ コードブロックの直前に1行だけ「コピーして新セッションへ」と書く
✅ 報告メッセージは1-2行で済ませる
✅ コードブロックの内容は実用的に十分な情報(作業ログ読まなくても次の一歩がわかる)
✅ 詳細は作業ログに集約(新Claudeが必読する)
改善FBの歴史(このコマンドが進化した経緯)
v1: 初版
- 引き継ぎメッセージを会話に表示
- 手動コピー必要
v2: pbcopy追加
- FB「コピー3回押すのだるい」 → pbcopyで自動化
- 報告メッセージで概要表示
- まだ「会話のテキストをコピーすべき?」と混乱
v3: 「コピーしないでOK」明記
- FB「どこをコピペしたらいいかわからん」 → 罫線で「次にやること2ステップ」を強調
- 「会話のテキストはコピーしないでOK」と明記
v4: 最小化
- FB「余分なメッセージもコピペするようになってる」 → 引き継ぎ本文を最小化
- 「もっと内容濃くした方がいい」 → 一旦最小化したが薄くなりすぎた
v5: 作業ログ必読化
- FB「もっと詳しく知りたい時に読むではなく、必読にして」 → 必読指示を冒頭に明記
- 詳細は作業ログに集約
v6: コードブロック表示
- FB「コピーボタンなかった」 → コードブロック化でコピーボタン自動付与
- 「✅ クリップボードにコピー済みって文言を別セッションに送っちゃう」 → 報告とコピー対象を視覚的に分離
v7: 時刻Bash必須化
- FB「14:18に送ったのに10:50から始まるメッセージ来た」 → date Bash 必須化・推測禁止
v8: save-system統合
- FB「毎回save-system → handoffの2セット使うから内包して」 → 1コマンドで全部完了
v9: 容量待ち撤廃・区切りツール化(最新)
- FB「ハンドオフ重宝してるけど、容量オーバーになってからしか使えないのしんどい」
- 真因: コマンド自体は元々いつでも使える。「容量85%超えで使う」という運用ルールの書き方が心理ブロックになっていた
- 対応:
/handoffを「容量管理ツール」から「セッション区切りツール」に再定義 - 使うタイミング = 1タスク完了 / 話題切替 / 作業終了 / とにかく区切りたい時(容量無関係)
- 容量85%超えは「強制ライン」として残すのみ
- 修正ファイル:
~/.claude/commands/handoff.md/CLAUDE_global.md(容量管理ルール C項)/ 本仕様書
メンバーへの配布
cat ~/.claude/commands/handoff.md | pbcopy
→ Slackで「Claude Code に貼り付けてください」と送信
新Claude が ~/.claude/commands/handoff.md を作成 → 即使用可能。
関連ノート
- 容量不足対策
- 画像自動リサイズ設定
- グローバルCLAUDE.md(
~/.claude/CLAUDE.md) - 各システムCLAUDE.md
改訂履歴
| 日付 | 内容 |
|---|---|
| 2026-05-09 | 初版作成。/handoff 統合版(save-system統合・コードブロック表示・時刻Bash必須・作業ログ必読)の仕様化 |
| 2026-05-17 | v9: 容量待ち撤廃。FB「容量オーバーになってからしか使えないのしんどい」→ 「キリのいい時いつでも使うセッション区切りツール」に再定義。容量管理から独立(85%超えは強制ラインとして残すのみ) |