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Claude_Code_handoff_コマンド仕様

最終更新 2026年05月17日 / 21_ナレッジベース/プロダクト開発/Claude_Code_handoff_コマンド仕様.md

Claude Code /handoff コマンド仕様

「1コマンドで Vault更新 + 引き継ぎメッセージ生成 + 自動コピー」
save-system + handoff の統合版。コードブロック表示でコピーボタン自動付与。


30秒で全体像

観点 一言
核心 システム最新情報をVault更新 + 引き継ぎメッセージ生成 + クリップボード自動コピー
いつ使う キリのいい時いつでも(容量オーバー待ち不要・85%超えは強制ラインとして残すのみ)
キーワード save-system統合 / コードブロック / 時刻Bash必須 / セッション区切りツール
使う人 Claude Code Desktop ユーザー全員
読了目安 5分

このコマンドがやること

  1. 時刻取得(Bash で date 実行・必須)
  2. システム自動判定(直近の会話から)
  3. Vault 3ファイル更新(最新基準点・changelog・作業ログ)
  4. 引き継ぎメッセージ生成(コードブロックで表示・コピーボタン付き)
  5. クリップボード自動コピー(pbcopy)

1コマンドで全部完了。/save-system + /handoff の2セット運用が不要になった。


7ステップ実行フロー

Step 0: 現在時刻取得(必須・最初に実行)

date '+%Y-%m-%d %H:%M'
date '+%Y-%m-%d'
date '+%Y%m%d_%H%M%S'

→ 3パターン取得して以下で使用。プレースホルダー禁止・推測禁止

Step 1: システム自動判定

判定の手がかり(優先順):
1. 直近の編集ファイルパス
2. 会話で言及されたシステム名
3. 直前のBashコマンドのcwd
4. 本番URL
5. changelog.ts 編集対象

判定値 対応
scale-base SCALE Base(Drive側)
scale-lead SCALE CRM(旧 Lead)
scale-base-crm SCALE Base CRM
terasu TERASU公式HP
hp コーポレートHP
scale-fs FS Dashboard
scale-pm PM Dashboard
その他 該当システム or システム作業なし

判定不能の場合のみ「どのシステム?」と聞く。

Step 2: 直近作業の整理

会話から抽出:
- 編集したファイル一覧(パス・行番号)
- 追加/削除した機能・バグ修正内容
- デプロイ実施有無・バックアップID
- 試したアプローチ・うまくいかなかったこと
- ユーザーFB
- 注意ポイント・退化リスク
- 次のセッションで取り得る選択肢

Step 3: Vault 3ファイル同時更新

3a. 最新基準点ノート(システム作業時のみ)

パス: ~/Obsidian/SCALE-Brain/31_システム開発部/_SCALE_<システム>_最新基準点.md

セクション追加:
- 実施内容
- ファイル
- バックアップID
- 本番URL確認
- 最新スタンプ

3b. changelog.ts 追記(該当時のみ)

パス: <system>/lib/changelog.ts

最上段に新エントリ追加(id, date, title, description, files)。

3c. 作業ログ詳細追記(必須・新Claude必読対象)

パス: ~/Obsidian/SCALE-Brain/00_Inbox/作業ログ_YYYY-MM-DD.md

漏れなく書く:
- 対象システム
- セッション背景
- 完了タスク(詳細)
- 編集ファイル
- デプロイ・バックアップ
- 試したこと・学び
- ユーザーFB(重要なやつ全部)
- 注意ポイント・退化リスク
- 次のセッションで取り得る選択肢
- 引き継ぎファイルパス

Step 4: 引き継ぎメッセージ生成

# 引き継ぎ (YYYY-MM-DD HH:MM)

##  最初に必読
作業を始める前に必ず下記を読んでください:
1. 作業ログ_YYYY-MM-DD.md
2. ~/.claude/CLAUDE.md
3. 対象システムの CLAUDE.md
4. 最新基準点ノート(システム作業時)

→ 全部読んでから「理解した」と返答してから作業開始

##  今の作業
[1-3行で要約]

##  対象システム
- システム名
- ローカルパス
- 編集中ファイル
- 本番URL

##  このセッションで完了したこと
- [完了タスク]

##  次の一歩(最重要)
[新セッション開始したら最初にやる1ステップ]

手順:
1. [step 1]
2. [step 2]

##  注意点
- [退化リスクポイント上位2-3個]

##  守るルール
- グローバルCLAUDE.md + 対象システムCLAUDE.md 必読
- 退化禁止フロー厳守
- コード変更したら必ずデプロイまで実施

---
作業ログ: ~/Obsidian/SCALE-Brain/00_Inbox/作業ログ_YYYY-MM-DD.md
最新基準点: ~/Obsidian/SCALE-Brain/31_システム開発部/_SCALE_<システム>_最新基準点.md

Step 5: ファイル保存

/tmp/handoff_$(date +%Y%m%d_%H%M%S).txt に書き出し。

Step 6: クリップボード自動コピー

cat ファイルパス | pbcopy

Step 7: ユーザーへの表示

引き継ぎメッセージ本体をコードブロックで表示(コピーボタン自動付与):

✅ Vault更新完了 → 下記コードブロックの📋でコピー → 新セッションで Cmd+V

```
# 引き継ぎ (...)
(全内容)
```

📂 Vault更新済み:
- 最新基準点: file://...
- 作業ログ: file://...
- changelog: <system>/lib/changelog.ts (該当時のみ)

クリップボードにも自動コピー済み。

報告メッセージは「コピーボタン押して」「Cmd+V」の最小指示のみ


やってはいけないこと

❌ 時刻を Claude の推測で書く(必ず date 実行)
❌ プレースホルダーを残す(YYYY-MM-DD のまま等)
❌ 報告メッセージに罫線・絵文字を多用する
❌ 「次の操作:」みたいな指示書きを長々と書く
❌ コピー対象(コードブロック)と報告(プレーンテキスト)を視覚的に混ぜる
❌ Vault更新せずに引き継ぎだけ生成する(システム作業時)


やるべきこと

✅ 必ず Bash で date 実行して時刻取得
✅ Vault 3ファイル更新(システム作業時)
✅ 引き継ぎ本文をコードブロックで必ず表示(コピーボタン付き)
✅ コードブロックの直前に1行だけ「コピーして新セッションへ」と書く
✅ 報告メッセージは1-2行で済ませる
✅ コードブロックの内容は実用的に十分な情報(作業ログ読まなくても次の一歩がわかる)
✅ 詳細は作業ログに集約(新Claudeが必読する)


改善FBの歴史(このコマンドが進化した経緯)

v1: 初版

  • 引き継ぎメッセージを会話に表示
  • 手動コピー必要

v2: pbcopy追加

  • FB「コピー3回押すのだるい」 → pbcopyで自動化
  • 報告メッセージで概要表示
  • まだ「会話のテキストをコピーすべき?」と混乱

v3: 「コピーしないでOK」明記

  • FB「どこをコピペしたらいいかわからん」 → 罫線で「次にやること2ステップ」を強調
  • 「会話のテキストはコピーしないでOK」と明記

v4: 最小化

  • FB「余分なメッセージもコピペするようになってる」 → 引き継ぎ本文を最小化
  • 「もっと内容濃くした方がいい」 → 一旦最小化したが薄くなりすぎた

v5: 作業ログ必読化

  • FB「もっと詳しく知りたい時に読むではなく、必読にして」 → 必読指示を冒頭に明記
  • 詳細は作業ログに集約

v6: コードブロック表示

  • FB「コピーボタンなかった」 → コードブロック化でコピーボタン自動付与
  • 「✅ クリップボードにコピー済みって文言を別セッションに送っちゃう」 → 報告とコピー対象を視覚的に分離

v7: 時刻Bash必須化

  • FB「14:18に送ったのに10:50から始まるメッセージ来た」 → date Bash 必須化・推測禁止

v8: save-system統合

  • FB「毎回save-system → handoffの2セット使うから内包して」 → 1コマンドで全部完了

v9: 容量待ち撤廃・区切りツール化(最新)

  • FB「ハンドオフ重宝してるけど、容量オーバーになってからしか使えないのしんどい」
  • 真因: コマンド自体は元々いつでも使える。「容量85%超えで使う」という運用ルールの書き方が心理ブロックになっていた
  • 対応: /handoff を「容量管理ツール」から「セッション区切りツール」に再定義
  • 使うタイミング = 1タスク完了 / 話題切替 / 作業終了 / とにかく区切りたい時(容量無関係)
  • 容量85%超えは「強制ライン」として残すのみ
  • 修正ファイル: ~/.claude/commands/handoff.md / CLAUDE_global.md(容量管理ルール C項)/ 本仕様書

メンバーへの配布

cat ~/.claude/commands/handoff.md | pbcopy

→ Slackで「Claude Code に貼り付けてください」と送信

新Claude が ~/.claude/commands/handoff.md を作成 → 即使用可能。


関連ノート


改訂履歴

日付 内容
2026-05-09 初版作成。/handoff 統合版(save-system統合・コードブロック表示・時刻Bash必須・作業ログ必読)の仕様化
2026-05-17 v9: 容量待ち撤廃。FB「容量オーバーになってからしか使えないのしんどい」→ 「キリのいい時いつでも使うセッション区切りツール」に再定義。容量管理から独立(85%超えは強制ラインとして残すのみ)