🤖 AI運用ルール

vault-clean

最終更新 2026年06月23日 / 22_AI運用ルール/コマンド集/vault-clean/vault-clean.md

/vault-clean — 第二の脳 キュレーションコマンド

このVaultはSCALE社の「第二の脳」であり、メンバー全員に共有する社内マニュアル兼ナレッジベース。 /vault-clean は、脳が脳として機能し続けるよう、いる情報だけをきれいに残し、いらない情報(ノイズ)を消すためのコマンド。

/vault-clean と打つだけで、Vault全体をスキャンして「残す/消す/整える」を提案する。

設計思想(厳守・最重要)

大串FB 2026-06-23(恒久ルール):
「obsidianは社内マニュアル・第二の脳としてメンバーに全部共有するもの。脳として機能する上で不要な情報が多いとノイズになる。いる情報だけきれいにまとめたい。人間の脳より色んな情報あっていいけど、不要な情報は消したい。あって意味ないから」

キュレーションの3原則

原則 意味
脳として価値があるか で判断 「重複だから」等の機械判定だけでなく「メンバーがこれを読んで価値があるか」で残す/消すを決める
いる情報は"きれいに" 残すものは 読める・辿れる・一貫した状態に整える(YAML/命名/リンク/索引)
いらない情報は積極的に消す ノイズ・陳腐化・価値ゼロは ためらわず削除提案("念のため残す"でゴミを溜めない)。ただし削除は必ず承認+バックアップ後

「人間の脳より情報量は多くてOK」= 細かい記録・大量のナレッジは持っていい。
ただし「あって意味がない情報」は消す = 脳の検索性・信頼性を守るため。

安全フロー(データ破壊を絶対起こさない)

1. スキャン(読むだけ)→ 2. 番号付き提案 → 3. 大串が承認 → 4. バックアップ → 5. 実行 → 6. 記録

- 勝手に削除・移動しない。必ず承認を取る
- 実行前に必ず tar.gz バックアップ
- 削除は「価値ゼロ確定」のみ。少しでも価値が残るなら 50_Archive へ退避(消さない)

実行フロー

Step 1: 全体スキャン(読み取り専用)

2本のスキャンを実行(どちらも読み取り専用・一切変更しない):

bash ~/Obsidian/scripts/vault_audit_scan.sh    # Part A 物理層:ゴミ/重複/肥大化/誤配置/Inbox滞留
bash ~/Obsidian/scripts/vault_index_audit.sh   # Part B 索引監査:古情報リスク/frontmatter健全性/到達性

なぜ2本か(2026-06-23 強化) — 物を捨てる(物理)より、Claudeが古い情報を"最新"と誤認しないこと(索引)の方が脳の性能に直結する。
Part B は、Vaultが若くて「updated 90日超」が無くても、本文に残った 凍結/旧/廃止/移行済 マーカーで古情報リスクを炙り出す(物理スキャンの死角を埋める)。

Vault全体を「脳の価値」軸で棚卸し。以下を検出(この段階で変更は一切しない):

消す候補(いらない情報 = ノイズ)

カテゴリ 判定基準
ノイズログ 発話少・動作確認・デバッグのみの自動投入ログ from_*/ の中身薄いセッションログ
陳腐化・古情報リスク★ 本文に「凍結/旧正本/廃止/移行済/旧URL/deprecated」を含むのに status が現役(=Claudeが古情報を最新と誤認する温床)。updated 90日超も併用 vault_index_audit.sh [B1] が自動検出 → status修正 or アーカイブ
重複 同名/同一内容/酷似タイトル 複数箇所の サービス内容.md* 2.md Drive競合コピー
Drive競合・ゴミ * 2.md .DS_Store 空ファイル システムが作った残骸
完了済み一時メモ 「あとで消す」前提の作業メモ・TODO消化済み 一時的な検討メモ
価値ゼロの断片 1-2行で文脈なし・どこからもリンクされず・再利用不能 作りかけ放置

整える候補(いる情報 = 脳の資産だが磨きが必要)

カテゴリ 判定基準 アクション
誤配置 フォルダ命名規則と中身が不一致 正しい部署フォルダへ移動
統合すべき 同テーマが複数ノートに散在 1つに集約してリンク
YAML欠損・status揺れ type/dept/tags/updated が無い、または status表記が多種に揺れて機械フィルタ不能 補完+active/archived/frozen へ標準化([B2])
孤立 価値はあるがどこからもリンク/索引されてない MOC・関連ノートからリンク付与
肥大化 単一100KB超で読みづらい テーマ別/月別に分割(学びストック実績あり)
アーカイブ行き 完了プロジェクト・過去の記録(価値はあるが現役でない) 50_Archive へ移動(消さない)

Step 2: 番号付き提案(カテゴリ別・読みやすく)

 第二の脳 キュレーションスキャン(全{N}ファイル / うち消す候補{X} / 整える候補{Y})

━━━ 🔴 消す(ノイズ・価値ゼロ)━━━
1. `from_さき/2026-xx_session.md` 他8件 — 動作確認のみのログ → 削除
2. `古い基準点.md` — 凍結システムの旧情報・現状と矛盾 → 削除
3. `xxx 2.md` 他3件 — Drive競合コピー → 削除

━━━ 🟡 整える(残すが磨く)━━━
10. `誤配置.md` — 31_開発 → 34_マーケ へ移動
11. `サービスA.md`+`サービスB.md` — 内容重複 → Aに統合
12. YAML欠損/status揺れ {n}件 — フロントマター補完・標準化 [B2]
13. 古情報リスク {n}件 — 「凍結/旧」と書いてあるのに `active` → status修正 or アーカイブ [B1](Claude誤認の根治・最重要)

━━━ 🟢 アーカイブ(価値あるが現役でない)━━━
20. 完了PJ `xxx/` 一式 → 50_Archive へ

→ 実行する番号を指定してください(例: "🔴全部, 10-12" / "1-3" / "なし")

10個以上の選択肢を番号+アルファベットで羅列しない(2026-05-26 FB)。カテゴリ別にまとめ範囲指定で答えられる形に。

Step 3: 承認

  • 大串が範囲指定(「🔴全部」「10-12」「20番だけ」等)
  • 削除を含む場合「N件削除・M件移動・K件アーカイブします。実行しますか?」と最終1回確認
  • 「なし」「やめとく」なら何もせず終了

Step 4: バックアップ(承認後・実行前に必須)

tar --exclude='.git' -czf ~/SCALE-Brain-backups/vault-clean_$(date +%Y%m%d_%H%M).tar.gz -C ~/dev scale-brain

→ 「バックアップ取得済(パス)」と報告してから実行へ。

Step 5: 実行 + 記録

  1. 承認分だけ 削除/移動/統合/アーカイブを実行
  2. 90_Meta/Claude作業ログ/YYYY-MM-DD_HHMM_vault整理.md に「何を・なぜ消した/動かした」を記録
  3. git は自動sync(5分)で全メンバーに伝播

Step 6: 完了報告(3行)

キュレーション完了: 削除N件 / 整理M件 / 統合K件 / アーカイブL件 → 脳が{X}件ぶん軽くなった
バックアップ: ~/SCALE-Brain-backups/vault-clean_xxx.tar.gz
作業ログ: 90_Meta/Claude作業ログ/...

「第二の脳が健康」の基準(キュレーションのゴール)

整理後、Vaultが以下を満たすことを目指す:

  • 検索したら正しい答えが返る — 古い/矛盾した情報がノイズにならない
  • 辿れる — 重要ノートはMOC・索引・関連リンクから到達できる
  • 読める — メンバーが開いて理解できる(YAML・タイトル・構造が整ってる)
  • 一貫してる — 命名・配置・タグが規則通り
  • 軽い — 「あって意味ない情報」が無い(量は多くていいがゴミは無い)

触ってはいけないもの(絶対対象外)

対象外 理由
.sh / .py / .ts / .js スクリプト AI生成システム・自動化の実体
CLAUDE.md / CLAUDE_global.md グローバル指示書
22_AI運用ルール/コマンド集/ 配下 コマンド本体(git共有・メンバー影響)
_SCALE_*_最新基準点.md システム復旧の起点
90_Meta/AI作業ロック/ ロック機構
.git/ バージョン管理
「保護資産」明記のあるノート 過去FB対応済みポイント

推奨運用

  • 月1回 程度、または「Vaultにノイズが増えた」と感じた時
  • Inbox整理(/inbox)は日次寄り(入口の交通整理)/ こっち(/vault-clean)は全体の大掃除+脳のキュレーション

関連

  • 入口の整理: /inbox
  • バックアップ: ~/SCALE-Brain-backups/
  • メタ: meta.md