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03-11_AIに選ばれるHP(GEO-AEO)

最終更新 2026年08月25日 / 21_ナレッジベース/マニュアル_ナレッジ/制作部署/03-11_AIに選ばれるHP(GEO-AEO).md

出典: 制作部署マニュアル AIに選ばれるHP(GEO/AEO)(自動ミラー・正本は /Users/oogushiyuuki/manual-terasu)

なぜ今「AIに選ばれるHP」なのか

検索の主戦場が「10本の青リンク」から「AIが生成する1つの回答」へ移りつつある。ChatGPT・Perplexity・Google AI Overviews 等が答えを合成し、ユーザーはサイトを開かないことが増えた。

  • 米Google検索の 68%がゼロクリック(クリックせず終了)。AI Overviews表示時はCTRが約60%下落
  • ChatGPT 週8億人・Gemini 月7.5億人規模でAI検索が主流化。
  • → 「検索で上位」だけでなく「AIの回答の中で情報源として選ばれる」ことが新しい勝負どころ。

ただし冷静に。AI経由の流入は前年比 +357% と急増中だが、まだ全Web流入の約1%。「急成長だが絶対量は小さい=今のうちに先行ポジションを取る」が正しい温度感。過度な期待で煽らない。

従来SEO GEO / AEO(AIに選ばれる最適化)
ゴール 検索結果で上位表示してクリックを得る AIの合成された回答に情報源として引用される
評価者 Googleのランキング LLM(ChatGPT / Gemini / Perplexity / AI Overviews)

※ GEO(生成エンジン最適化)と AEO(回答エンジン最適化)、LLMO はほぼ同義。


実証されている「効く」施策

プリンストン大学の査読研究「GEO」(KDD 2024) が効果を確認した、最も確度の高い3手法:

# 手法 中身
引用の明示 主張に信頼できる出典・引用元を明記する
統計・数値の追加 抽象論でなく具体的な数字・データを入れる
専門家の引用句 専門家・権威の発言を引用句として入れる

→ AI回答内の可視性を相対 +30〜40% 向上(一方、後述のキーワード詰め込みは無効)。

「40%」を保証値として顧客に出さない。単一指標・ベンチマーク上・旧世代AIでの相対改善で、効果は分野によって変わる。「効果が確認された方向性」として使う。

そのほか実務で効くとされる施策:

  • 回答先出し:各ページ・見出しの冒頭1文で問いに完答してから詳細に入る(AIは「答えそのもの」を抜き出す)
  • 一次情報・独自データ・実績:制作実績・お客様の声・独自ノウハウなど、引用しやすい「事実の塊」を載せる
  • 鮮度の維持:主要コンテンツを止めずに更新する(AIは新しい情報を優先)。→ TERASUの月額運用=更新運用がそのまま効く(「ブログ・お役立ち記事運用」章と連動)
  • 被言及(評判)を増やす:Googleビジネスプロフィール・レビュー・SNS・各種掲載。AIはサイト単体でなく「Web全体での言われ方」も見る

やる価値はあるが効果を誇張しない施策

  • 構造化データ(JSON-LD: FAQ / Article / Organization 等)+ セマンティックHTML
    → 機械可読性・AIが内容を区切って読む「チャンク可能性」を高める衛生施策として実装する(低コスト・無害)。
    → ただし「スキーマを入れればAI引用率が上がる」という強い因果は実証が弱い引用増の保証としては言わない
  • TERASUは静的HTML+Cloudflareなので、機械可読・高速・SSR不要で構造的に有利(と推測。過信はしない)。

信じてはいけない俗説(検証で否定された主張)

俗説 実際
「ChatGPTがAI流入の8割を独占」 プラットフォーム別シェアの数値は信頼できない(否定)
「AIセッションの93%がゼロクリック」 否定
「スキーマを入れればAI引用が増える(と保証)」 定量的な裏付け不足(否定)
「キーワードを詰め込めばAIにも効く」 AIでは無効〜逆効果(否定)

まだ未確定(顧客に断定しない)

この分野は変化が速く、以下は現時点で実証が取れていない。様子見・要検証として扱う:

  • llms.txt:Googleは非推奨を表明。主要AIが実際に読み・優遇する実証は無い → 現状は様子見
  • AIクローラーの robots.txt 許否(GPTBot / OAI-SearchBot / ClaudeBot / PerplexityBot / Google-Extended):「引用されたいなら検索系botは許可」が基本線だが、最適解は要確認
  • GA4でのAI流入計測:参照元の正規表現・自社言及シェアの追い方が未確立。KPI設計は要追加調査

日本市場での優先順位

  • 日本の生成AI個人利用率は 21.8〜26.7% で立ち上がり途上 = 先行者利益を取りやすい
  • 利用サービスは ChatGPT 65.7% > Gemini 40% > Copilot 26.2% > Grok 9.5%
  • ChatGPT と Gemini(=Google AI Overviews / AI Mode)への対応を最優先

制作時のチェックリスト

  • [ ] 各見出しの冒頭1文で問いに完答してから詳細に入っているか
  • [ ] 具体的な統計・数字を入れたか(抽象論で終わっていないか)
  • [ ] 出典・引用・専門家の言葉を明記したか
  • [ ] 一次情報/独自事例(制作実績・お客様の声)を載せたか
  • [ ] 明確な見出し構造+セマンティックHTMLになっているか
  • [ ] 構造化データ JSON-LD(FAQ / Article / Organization)を実装したか(衛生施策として・効果は誇張しない)
  • [ ] キーワード詰め込みをしていないか(AIでは逆効果)
  • [ ] 月額運用で更新し続ける設計か(鮮度=AIに効く)
  • [ ] 顧客提案で数値を使うときは取得年月を併記したか(四半期で陳腐化する分野)

この分野は数か月で常識が変わる。マニュアルの数値・施策は定期的に見直すこと。