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プロンプト設計・活用法
最終更新 2026年04月26日 / 21_ナレッジベース/AI/プロンプト設計・活用法.md
プロンプト設計・活用法
願望の質 = アウトプットの質。「正解」ではなく「案」を求める使い方が肝。
30秒で全体像
| 観点 | 一言 |
|---|---|
| 核心 | 質問文の質がAIの出力を決める。役割×目的×制約を明示する |
| キーワード | 役割設定 / 4つの心構え / 案を求める / 鵜呑みにしない |
| 使う人 | 全AI ユーザー |
| 読了目安 | 6-8分 |
良いプロンプトの基本構造
graph TB
P[良いプロンプト]
P --> R[① 役割設定<br/>「あなたは〇〇です」]
P --> M[② 目的<br/>「何を達成したいか」]
P --> C[③ 制約<br/>「条件・形式・分量」]
P --> O[④ 出力形式<br/>「表形式・箇条書き・JSON」]
P --> E[⑤ 例示<br/>「Few-shot」]
style P fill:#fce4ec
質問・依頼の4つの心構え
| # | 心構え | 内容 |
|---|---|---|
| 1 | 質問文が大事 | 質問の質 = アウトプットの質。「願望の質 = AI出力の質」 |
| 2 | 手軽な質問と本格的な質問を使い分ける | TPO に応じて。手軽はスマホ音声、本格は構造化プロンプト |
| 3 | 無茶振りをしてOK | AIは無料の壁打ち相手。遠慮しない |
| 4 | 回答を鵜呑みにしない | ファクトチェックは必須。出典確認 |
「正解」を求めるのではなく「案を求める」「最終化や選択は自分で決める」が適切な使い方
AIは強力なツールだが、使いこなすのは自分自身。
役割設定プロンプトの威力
例:「あなたは○○です」
| 役割設定 | 出力の変化 |
|---|---|
| 「博多弁で話す美術や落語に詳しいAI」 | 機械的な返答が消え、相談ハードル↓ |
| 「Fortune 500のCMO」 | マーケティング戦略の質が劇的に向上 |
| 「経験10年のSaaSセールス」 | セールストークが現実的に |
| 「上場企業の法務担当」 | リーガルチェックが厳格に |
AIの口調・人格をカスタマイズしてコーディング効率UP(DeNA事例)
「まずはカジュアルにAIに相談しよう」という思考に変化。
効果的なプロンプトテンプレ集
① 戦略立案
あなたは【◯◯業界20年のコンサルタント】です。
以下の状況を分析し、5つの戦略案を提示してください:
【現状】
[状況の説明]
【目標】
[達成したいゴール]
【制約】
[予算・人員・時間]
【出力形式】
- 戦略名(10文字以内)
- 内容(200字)
- 期待効果(数値)
- リスク(簡潔に)
- 優先度(高/中/低)
② リサーチ
あなたは【業界アナリスト】です。
[テーマ]について、以下の情報を出典付きで整理してください:
- 市場規模・成長率
- 主要プレイヤーTOP10
- 直近12ヶ月の動向
- 課題・トレンド
- 出典URL(信頼できるソースのみ)
③ 文章作成
あなたは【◯◯のコピーライター】です。
以下の条件で[媒体]の文章を作成してください:
【ターゲット】
[読者像]
【目的】
[行動を促したいこと]
【トーン】
[フォーマル / カジュアル / 親しみやすく]
【分量】
[文字数]
【含めるキーワード】
[ワード1, ワード2, ワード3]
④ コード生成
あなたは【シニアエンジニア】です。
以下の機能を実装するコードを書いてください:
【言語】
[Python / TypeScript / Go]
【機能】
[何をするか]
【入力】
[何を受け取るか]
【出力】
[何を返すか]
【制約】
- エラーハンドリング必須
- 型ヒント必須
- コメントで処理を説明
⑤ 議事録要約
以下の議事録を3層構造で要約してください:
【1行要約】
(30文字以内)
【3つの決定事項】
1.
2.
3.
【3つのToDo】
1. [担当者] [期限] [内容]
2.
3.
【次回への懸念事項】
[箇条書き]
[議事録本文]
ChatGPT・Claude の得意分野
| 用途 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| アイデア出し | ChatGPT | 量と多様性 |
| 長文編集 | Claude | 100万トークン |
| コード生成 | 両方 | 互角 |
| コード実行 | Claude Code | エージェント動作 |
| ファクトチェック | Perplexity | 出典明示 |
| Google連携 | Gemini | Workspace |
| Notion 内作業 | Notion AI | DB理解 |
| X リアルタイム | Grok | X連携 |
コピーライティングのフレームワーク化(DeNA事例)
Geminiにコピーライターの設定と既存コピーの構造・ワーディングを分析させ、そのフレームワークに沿ってコピー案出し
クリエイティブ職以外の方でも一定品質の成果物を得られる。
フレームワーク化の3ステップ
graph TB
S1[① 既存の優れたコピーを<br/>10〜20個 AIに渡す] --> S2
S2[② 構造・ワーディング・<br/>パターンを分析させる] --> S3
S3[③ そのフレームワークで<br/>新しいコピーを生成]
style S3 fill:#c8e6c9
NG プロンプト例
| NG | 理由 | 改善 |
|---|---|---|
| 「いい感じにして」 | 曖昧すぎる | 「ターゲット○○、トーン□□で200字以内」 |
| 「正解を教えて」 | AIは正解を知らない | 「3つの案を比較表で」 |
| 「全部やって」 | 範囲が広すぎる | タスクを分解する |
| 「これで合ってる?」 | YES/NOで思考停止 | 「以下の観点で評価して:①〇〇 ②□□」 |
今日からやるアクション
- [ ] 役割設定 を全プロンプトの最初に入れる
- [ ] 「案を求める」 マインドで使う
- [ ] 手軽 vs 本格 の使い分けを意識
- [ ] ファクトチェック を必ず実施
- [ ] 業務別プロンプトテンプレ を5つ作成
- [ ] AI口調のカスタマイズ で相談ハードルを下げる
関連ノート
- Claude — メイン使用AI
- ChatGPT — 汎用 AI
- 業務効率化
- DeNA事例
- AI _README